山の活動:丸川峠登山道整備

2025年4月27日~28日
丸川峠登山道整備
丸川峠の登山道整備を行いました。作業内容は、登山道沿いの古い杭の撤去/打ち変えと登山道の土留めです。
まずは杭と麻袋を荷上げます。丸川峠までは車が入れず、柳沢峠/泉水谷(一般車両進入不可)より背負子を使った人力での荷上げとなります。山道整備は準備段階となる必要資材の荷上げが作業全体の大きな割合を占めることになるため、現地調達できない必要最低限の資材のみを荷上げます。
全員で荷物を担いで丸川峠に到着後は、引き続き荷上げする班と山道整備班に別れて作業します。
山道整備はまず古い杭を引き抜き、荷上げた新しい杭を打ち込みます。杭にロープを通すのは後日です。古い杭はそのまま土留めの材料として流用します。土留め方法は、各地の山道整備に参加された志村さんの経験を参考に次のようにしました。
1、古い杭を打ち込み固定する
2、土を入れた麻袋を敷き、周辺で集めた枯れ枝を敷き詰める
3、土の入った麻袋部分を枯れ枝の上に覆い被せ、更に土を被せる
雪解け水や雨で流れ出た土が敷き詰めた枯れ枝の隙間に入り込む砂防ダムのような役割と、その土の重さで土留めがより固定される想定です。思惑通りに機能すれば、比較的簡単にできる整備方法になるかと思います。
荷上げを含めた山道整備を全て個人で行うと大変な労力を要しますが、20名程の協力者のおかげでスムーズに作業を進めることができました。

関連図


PAGE
TOP